記憶を呼び起こすパフォーマティブ・インスタレーション これまでの創作のベースにある「記憶」を「記録」するというテーマをもとに、ある場所をおとずれた際に現れる「風情」という感覚へアプローチする試み。それぞれのアーティストが観察・収集した「場」を劇場にもちより、空間からもたらされる感覚と想像を手がかりに、共存することがなかった場所たちの再構築を図ります。クリエイションの場に観客を招き入れることで、さらなる融合と解体をはかりながら、人間と環境が行き来する「パフォーマティブ・インスタレーション」の在りようを導きだします。