森永泰弘
アーティスト。
先住民の聴覚文化、楽器や歌の初源、神話や儀式に対する芸術人類学的な興味から、エスノグラフィーの手法を科学技術的に洗練させたフィールドワークを実践して様々な展示作品を発表している。
主な作品に、アマゾンの孤立部族Awa族の地でフィールドワークを行った際の自己省察をテーマにした没入型音響インスタレーション作品『Autoethnography: HAMAKAI』(2026/ICC東京)、インドのカイガラムシの分泌液シェラックを多元的に描いたパフォーマンス作品『Life Entangled』(2025/TBA Theater)、16世紀の歴史的記録物を「野蛮の言説」という視点から多元的な物語として描いた音響インスタレーション作品『The voice of Inconstant Savage』(2024/Centro de Arte Moderna Gulbenkian)、ベトナム北部の花モン族の養蜂家と祈祷師の生活に密着したマルチチャンネル映像のインスタレーション作品『POLLINATORS』(2020/さいたま国際芸術祭)などがある。
また、自身の作品以外にも、サウンドデザイナーやコンポーザーとして、様々な長編映画や映像作品、コンテンポラリーダンスの音楽・音響を担当してきた。
現在はリスボン在住。リスボン大学高等芸術研究センターCIEBAのアソシエート研究員。
